以前も沖縄と内地(県外)の葬儀の違いについて書きましたが、
本日はpart2!
part1はこちらから➡☆
違いのテーマは「お通夜」
沖縄県内では、お通夜といえば、夕方から夜に都合の良い時間に弔問して、故人様のお顔を見ながらお線香をあげて、お茶を飲みながら少しお話して帰る。。。
出棺に立ち会わない方は、故人様のお顔を見られるのは最後の機会になるので、多くの友人知人も訪れます。
(県外の方へ・・・基本お通夜は、導師(お坊さん)による読経はありませんし、お食事も出ません。出てもお茶菓子程度です。会葬御礼の品もないことが多いです。)
といったことが一般的ではないでしょうか??
これ、内地だと大きく異なります。
内地(県外)でのお通夜は、まず基本参列者は親族とごく親しい知人。(最近では告別式には行けないので・・・と知人がお通夜に来るといったことも増えているらしいですが。)
そして、時間が決まっています。(夕方~夜)
仏教であれば、導師(お坊さん)が来られてお経をあげます。
その後、みんなで通夜振る舞いというお食事をいただきます。
この時には、お酒もでるし、故人との思い出をみんなで語り合う場。という感じです。
そして、お通夜には告別式とは別の商品で、会葬御礼の品が渡されるのが一般的です。(香典返しと会葬御礼は違います!こちらはまた後日)
少し話はそれますが・・・
何が会葬御礼にはふさわしいのか・・・主に消えものといって、タオル、ハンカチ、お茶、コーヒー、紅茶、海苔、ようかんなどが選ばれることが多く、告別式にお茶ならお通夜はタオル。といった感じで違うものを準備します。
とここまでが内地(県外)の一般的なお通夜の形式です。
地域や宗教によって異なることもあるかと思いますが、県外に友人がいる方、県外に行かれる方は、少し頭に入れておくといいですね。
最近では、沖縄も移住者が増えたこともあり、お通夜にも導師を依頼してお経を頂戴するご家庭も少しづつ出てきています。
もしかしたらこれからは、少しづつ沖縄の通夜の形式も変化していくのかもしれないですね。
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