お悔み詐欺について考える

この数日テレビでも話題の「お悔み詐欺」

 

ご主人が亡くなった後に、貸しスペースを運営すると名乗る人から、違法なDVDを保管されていたので、スペース利用料十数万円を振り込んでください。

振り込まなければ、警察に行きます。ご主人の名誉を傷つけるか、お金を振り込むか選んでください。という趣旨の手紙が届くという詐欺。

 

大切な人を亡くし、落ち込んでいる中にこんな手紙が届いたら、だまされなくても大きなショックやストレスを感じるはずです。

また、冷静な判断がしにくくなっている精神状況で、引っかかってしまう方もいるかもしれません。

 

こんな卑劣な詐欺、本当に許せません。

 

今話題になっているのは北海道の事例ですが、決して沖縄県も他人事ではありませんね・・・。

 

 

沖縄では、新聞は基本2紙。そのどちらにもお悔み欄があり、

・故人名

・享年

・続柄

・住所

・喪主

・告別式の日程、場所

・家族構成

 

が載っています。

 

これだけの情報があれば、悪用しようと思えばできます。

 

今回話題になっているような詐欺だけでなく、告別式の時間を狙った、空き巣にも・・・。

なので、告別式の時間帯にも家に親戚などに留守番でいてもらうことも多いのが現状です。

 

 

そのため最近では、住所を載せない。または 町名までしか載せない

という方も増えてきました。

 

本来であれば、悪いことをする人がいないのが一番なのですが、今回の事件を受けて、自衛の手段として、住所を載せない。番地は載せない。という選択はこれからますます増えそうです。

 

ニュースになったことで、沖縄でも模倣犯が出るかもしれません。

もし、ニュースになっているような手紙や、怪しい手紙が届いたら、まずよく内容を確認すること。

ニュースで言っていましたが、貸しスペースの業者が貸していた人が亡くなったからと言って、勝手に中身を確認することはない。ということです。

そして、警察に行くか(名誉を傷つけるか)、お金を払うか・・・というのは立派な脅迫です。

まずは、一人で抱えず、信頼のおける人に相談、そして警察へ届けてくださいね。

 

 

 

 

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